BMW X1(DBA-VM20)エアコンガス漏れ修理|エバポレーター交換

BMW X1のエアコンが冷えない原因を点検

これからダッシュボードを取り外し

今回は、BMW X1(DBA-VM20)のエアコンガス漏れ修理をご依頼いただきました。

「エアコンをつけても冷たい風が出ない」「以前よりエアコンの効きが悪くなった」とのことでご入庫いただき、まずはエアコンが冷えない原因を点検しました。

カーエアコンが冷えなくなる原因には、エアコンガスの不足や漏れをはじめ、コンプレッサーの不具合、配管や各部品からのガス漏れなど、さまざまな原因があります。

今回のBMW X1では詳しく点検を行った結果、室内側に設置されているエバポレーターからエアコンガスが漏れていることが確認されました。

エバポレーターとは?カーエアコンの冷たい風をつくる重要な部品

エアコンユニットからエバポレーターを取り外しエバポレーターは、カーエアコンの内部で冷たい風をつくるための重要な部品です。熱交換器とも呼ばれ、家庭用エアコンと同じように「熱を移動させる仕組み」を利用して車内を冷やしています。

カーエアコンは、エアコンガスがシステム内を循環することで冷たい風をつくっています。

カーエアコンが冷えるまでの主な仕組み

不具合のエバポレーターエアコンを作動させると、まずコンプレッサーによってエアコンガスが圧縮されます。圧縮されたガスは高温・高圧になるため、コンデンサーと呼ばれる冷却装置で冷やされます。

その後、冷却されて液化したエアコンガスはレシーバー(フィルター)を通り、エキスパンションバルブによって霧状に噴射されます。

そしてエアコンガスが送られる先が、今回交換することになったエバポレーターです。

エバポレーター内部では、噴霧されたエアコンガスが周囲の熱を吸収することで温度が下がります。そこにブロアファンで風を送ることで、冷やされた空気が車内へ送り出されます。

つまり、エバポレーターは車内に冷たい風を届けるために欠かせない部品です。

BMW X1のエバポレーターからエアコンガスが漏れていました

エバポレーターを新品に交換今回の点検では、エバポレーターの腐食によって微細な穴が開き、そこからエアコンガスが漏れている状態でした。

エアコンガスは密閉されたシステムの中を循環していますが、部品の腐食や経年劣化などによってわずかな穴や亀裂が発生すると、少しずつガスが漏れてしまいます。

ガスが不足するとエアコンの冷却能力が低下し、最初は「少し冷えが悪い」という状態でも、漏れが進むことで最終的にはほとんど冷たい風が出なくなることがあります。

エアコンガスを補充すれば一時的に改善するケースもありますが、今回のようにガス漏れの原因が残ったままでは、再びガスが抜けてしまいます。

そのため、今回は単純なガス補充ではなく、ガス漏れの原因となっているエバポレーター本体の交換修理を行いました。

エバポレーター交換はダッシュボードの取り外しが必要な作業です

車輌よりエアコンユニットを取り外しエバポレーターはエンジンルーム側ではなく、車内のダッシュボード奥にあるエアコンユニット内部に収められています。

そのため、エバポレーターを交換するには、まず車内の各部品を順番に取り外していく必要があります。

今回の主な作業内容

  • オーディオや車内の各パーツを取り外す
  • ダッシュボード本体を取り外す
  • ダッシュボード奥にあるエアコンユニットを取り外す
  • 取り外したエアコンユニットをさらに分解する
  • 内部に収められているエバポレーターを取り外す
  • 新しいエバポレーターへ交換する
  • エアコンユニット・ダッシュボード・各パーツを復元する
  • エアコンシステムの確認と作動チェックを行う

このように、エバポレーター交換は多くの室内パーツを取り外して行う大掛かりな作業です。

部品交換後は元通りに組み付け、エアコンシステムの状態を確認しながら作業を進めます。

「エアコンが冷えない」は早めの点検がおすすめです

夏場に突然エアコンが冷えなくなると、運転中の快適性だけでなく、安全面にも影響する場合があります。

「以前より冷えが弱い」「冷たい風が出たり出なかったりする」「エアコンの効きが悪くなった」といった症状がある場合は、エアコンガスが不足しているだけとは限りません。

今回のBMW X1のように、エアコン内部のエバポレーターや配管などからガスが漏れている可能性もあります。

エアコンガスを補充しても何度も冷えなくなる場合は、ガス漏れの原因をしっかり確認することが大切です。

BMWをはじめ輸入車・国産車問わず、エアコンが冷えない、風は出るけれど冷たくないなど、カーエアコンに関するお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。

症状や車種、使用状況を確認しながら、「なぜエアコンが冷えないのか」をしっかり点検し、原因に合わせた修理をご提案いたします。

BMW X1のエアコン修理・ガス漏れ修理もお任せください

今回の施工事例では、BMW X1(DBA-VM20)のエアコンが冷えない症状について点検を行い、原因となっていたエバポレーターのガス漏れを確認し、部品交換を行いました。

エアコンの不具合は、コンプレッサーやコンデンサー、配管、エバポレーターなど、さまざまな部品が関係しているため、症状だけで原因を判断することは難しい場合があります。

「エアコンガスを入れたのにまた冷えなくなった」「修理費用がどのくらいかかるか知りたい」「BMWなど輸入車のエアコン修理を相談したい」という場合も、まずはお気軽にお問い合わせください。

お車の状態を確認し、必要な修理内容をご案内いたします。